ゲームを_inmm化するにはゲームソフトの曲を任意のものに差し替えるには、
という2つの作業が必要です。さらに、環境やゲームによっては_inmmcnf.exeで設定をする必要があるかもしれません。 感じをつかんでいただくために、ここでは例として、ゲームCDのオーディオトラックをエンコードしたMP3ファイルTrack02.mp3, Track03.mp3...があって(2)、それらをCD-DAの代わりに使う場合の作業を見ていきます(たぶんこれが_inmm.dllの最も一般的な使い方でしょう)。それぞれのステップの詳細については、あとの節で詳しく解説します。
パッチを当てるパッチをあてるには、付属の_inmmcnf.exeを使います。_inmmcnf.exeを起動して、[パッチ]ページを選択します。登録済みのゲーム一覧が表示されるので、対象のゲームを選んで[実行]ボタンを押します。確認メッセージが表示されるので[OK]を押すと、実行ファイルが書き換えられます。 一覧にないゲームにパッチをあてる場合は、ちょっと複雑です。パッチの節を参照してください。 _inmm.iniを作成する次に、ゲームのインストールフォルダに_inmm.iniというファイルを作ります。このファイルで、CDの各トラックと、その代わりに再生するMP3ファイルを対応づけます。 _inmmcnf.exeに_inmm.ini作成用のエディタがついていますので、これを使うことにします。_inmmcnf.exeの[_inmm.ini]ページを選択して、そこにエクスプローラ等からMP3ファイル群をドラッグ&ドロップします。すると、ドロップしたファイルの名前がエディタ内にずらずらと出てきます。 _inmm.iniでは、ファイル名を記述する順番に重要な意味があります。1行目に書いたファイルがトラック2、2行目がトラック3、3行目がトラック4、…という風に対応しています(3)。例えば、_inmm.iniの最初の2行が Track03.mp3 Track02.mp3 だと、トラック2としてTrack03.mp3が、トラック3としてTrack02.mp3が再生されてしまいます。 というわけで、エディタに表示されたファイル名の順番とトラックの順番が一致しているか確かめます。問題なければ[保存]ボタンを押して、ゲームのインストールフォルダに保存します。
オプションを設定する曲を再生するのにどのプレイヤーを使うか、といったことを決めます。 _inmmcnf.exeの[再生方法]ページを開いてください。ファイルの種類と、そのファイルを再生するのに使うプレイヤーが並んでいます。例えばMP3ファイルの再生には、[*.mp3]の横に表示されているプレイヤーが使われます。 DirectShowは最近のDirectXがインストールされていれば使えるのでお手軽です。今回はMP3の再生にDirectShowを使うことにしましょう。[*.mp3]のプレイヤーに[DirectShow]を選択します(デフォルトで[DirectShow]になっていますが)。 選択したプレイヤーの設定は[プレイヤー]ページで行いますが、今のところDirectShowには設定項目はありません。 ほかの設定はそのままにしておきます。 |