ここでは、ScenarioModを初めてさわる人向けに、「ビルド」「dllのコピー」「天翔記起動」までの流れを説明します。
Visual C++ をインストールしていない人は、この段階で、Visual C++ をインストールすること。
詳細は、こちらで確認のこと。
ScenarioModVer2.zipファイルを解凍し、ディレクトリまるごとC++開発に向いた場所へとまるまる移動してください。
「ScenarioMod.sln」というファイルがある。これが全体のソリューション(sln)ファイルとなるのでを起動してくださ。
起動すると、Visual Studio (もしくは Visual C++)が立ち上がります。以下のような画面となります。
バージョンや環境によって画面構成が異なります。
ある程度は合わせましょう。
ビルドする前に上部にある「Debug」もしくは「Release」などと出ているところを「Release」として下さい。
(普通は最初からReleaseしか表示されていないハズです)
↓
複数のVisual Studioが入っている場合、「プラットフォームツールセット」のバージョンが、
「今使っているVisual Studioのバージョンと食い違う」という問題が発生します。
これはバグではなく、「そのプロジェクトが作られた時のVSのバージョンを再現することを優先する」というVSの仕様です。
より新しいVisual Studioを利用しているのあれば、せっかくですので、以下のようにプラットフォームツールセットも新しいものに引き上げるのが良いかと思います。
さて、まずは、ビルド作業に入ります。
「F7」キーを押してみましょう。F7キーとは「ソリューションのビルド」という作業であり、
メニューの「ビルド」からも選択できますし、ソリューションエキスプローラの「ソリューション 'ScenarioMod'」のところを右クリックしても「ビルド」が可能です。
この段階でエラーが出たという人は、ソリューションの「リビルド」をしてみましょう。
さて、ScenarioModのサブディレクトリの「Release」というフォルダ内に、待望の「ScenarioMod.dll」が出来たハズです。
これを「天翔記フォルダ(tenshou.exeやtsmod.dllと同じフォルダ)」にコピペ(か移動)してみましょう。
逆にScenarioMod.dllが邪魔な場合は、ScenarioMod.dllを消せばScenarioModに書いた分は機能しません。
そこにファイルが「有る」か「無い」か、それだけで切り替えることが出来る簡単設計です。
天翔記を起動して、「真田幸隆」と会話してみましょう。
普段と明らかに異なった動作が確認できれば、成功です!!
(何が起こるかはScenarioModのバージョンによって多少変化するでしょう)
以上、ソリューションの起動>ビルド>ScenarioMod.dllを天翔記フォルダーにコピー
が一連の基本の流れとなります。