多くのフルカラー顔グラフィックを一括で減色する
概要
ddraw.dll用のフルカラー顔(0001.bmp~1300.bmp)を、一括で減色して、
8色(3bit)版を一気に作成する方法の解説、及び、ツールの提供。
ダウンロード
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└更新日 2014/08/24
使い方
必要な設定
「Yukariソフト」のフォルダにパスを通す。
「Yukari」ソフトのフォルダにパスを通します。flexc のコマンドをどこからでも実行できるようにするためです。
「減色時に使うパレット(palette.bmp)」をkao_24bit(など、元となるフルカラー顔グラと同じフォルダ)に入れておく。
ConvertAllTo3Bit.batの実行
ConvertAllTo3Bit.batをkao_24bit内に置いて、実行する。
⇒ C:\kao_3bit フォルダに減色された顔が順次出力される。
└(※「C:\kao_3bit」という名前通りのフォルダのこと。 天翔記のフィルダ以下にある減色顔用のフォルダ⇒例:「C:\usr\tenshou95\kao_3bit」とか)を指したものではないので注意!!)
仕組みの補足
以下、簡易なスクリプト程度は理解できるものとします。
解説では、kao_24bit の*.bmpを全て減色したいものと仮定します。
理解すべきこと
必要なコマンドは
flaxc 元ファイル名 出力ファイル名 -Fpalette.bmp -D4 -L5 -B0
を kao_24bit内の全ての*.bmpに対して行えば良い。
これをどのようにスクリプトやバッチを組んで行うか? だけを解決すれば良い。
flaxc の仕様に関しては、Yukariソフトの「YukariNote.chm」に記載されている。
FLAXC.exe
- 第二引数:出力ファイル名の絶対パス
- 第三引数以降
- -F"パレットファイル名"
⇒ 絶対パスもしくは相対パス、kao_24bit内でコマンドを実行するならパレットファイル名だけ(相対パス)でOK
- -D4 ⇒ アニメーションパターン減色
- -L5 ⇒ 強弱は真ん中
- -B0 ⇒ ビットマップフォーマット
- 出力先にファイルがすでに存在した場合には、このままでは上書しないので、
再出力する前には、出力先のファイル全てを削除してから実行する。
強制で出力先のファイルを上書きにしたい場合には、バッチファイル内のflaxcに渡しているオプションに「-R1」のオプションを加える。
.batファイルの例
(天翔記フォルダとは異なる場所に予め作った)「C:\kao_3bit」フォルダへと一括減色コンバート。
mkdir C:\kao_3bit
for %%A in (*.bmp) do (
flaxc %%A C:\kao_3bit\%%A -Fpalette.bmp -D4 -L5 -B0
)
「ConvertAllTo3Bit.bat」は上記スクリプトまんまである。
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