背景のメインマップ画像を変更する
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概要
日本全国地図を、別の(自作等の)画像へと入れ替えるツールの提供、
および、その方法の説明となります。
このツールは、春・夏・秋・冬の4種類のメインマップの画像を別の画像へと入れ替えます。

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ダウンロード
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└更新日 2016/02/11
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準備
MapDataExpAndImp.zip を解凍し、天翔記フォルダのサブフォルダにmapdataといったサブディレクトリを作成し、 その以下のように展開する。
(※ディレクトリ名等は、何でもかまいません。以下はただの例です。)

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使い方
- 後で元へと戻せるように、天翔記ディレクトリ内にある「mapdata.n6p」を一度適当にバックアップぐらいはとっておきましょう。
- 天翔記ディレクトリ内にある「mapdata.n6p」を、mapdata(上の例の場合)ディレクトリ内にコピーします。
mapdataディレクトリがいわば、作業場となります。
- 指定のパレットで減色した、mainmap1.bmp, mainmap2.bmp, mainmap3.bmp, mainmap4.bmpを用意し、同じくmapdataディレクトリ内に入れます。
(デフォルトでサンプルが4つ入っています)
- MapDataImporter.exe を実行します。(一瞬黒い画面が出てすぐ終わります)。mapdata.n6pが更新されます。
- (更新された)mapdata.n6p を天翔記ディレクトリ内にあるmapdata.n6pへと上書きする。
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指定のパレットで減色した、4つの.bmpの用意の仕方
- 横縦2720x672の画像を4種類用意します。春・夏・秋・冬の分。
メインマップの地図のサイズが2720x672となります。
- 指定のパレットで指定の色数(しかも207色という半端な数)で、ある程度綺麗に減色可能なアプリケーションを用意します。
一般的には、Optpix / yukari となります。
- ここでは、無料で手に入るという点で、yukariで解説します。
- 天翔記アップローダーからyukariをダウンロードします。
(※Windows XP で かつ、 ウィルスソフトが Macafeeの場合、ユーカリソフトがウィルス誤反応するかもしれない。 Windows7以降であれば、Macafeeでも問題ない。)
・ユーカリソフト(減色ソフト)
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- Flex.exeを実行してユーカリを立ち上げる
- メニューの
「ファイル->開く」 でメインマップの背景にしたい大きな画像を開く。横2720×縦672で固定。異なる場合は拡大・縮小するなり上下左右をうまくカットしてこのサイズにする。
- メニューの
編集->減色
・パレットカラーbmpファイルを指定する -> mapdataディレクトリ内にある palette207_mainmap.bmpを選択する。

・other->207 を設定
・ディザは「アニメーション」か「gPeanos」など。元の画像のテイストによって適切な設定は変化します。
・強←→弱は、通常は真ん中あたりか。お好みで。元の画像のテイストで変化させればOK。
- OKを押すと、減色される。
- メニューから名前をつけて「mainmap1.bmp」~「mainmap4.bmp」のいずれかの名前で保存。
(これがそれぞれ春~冬に対応する)
- 保存したものが、(上の方の例では)mapdataディレクトリ以外に保存したなら、mapdataディレクトリに入れる。
とにかく、MapDataImporter.exeと同じフォルダに入れる。
- 以後のメインマップの減色は、
新規ファイル読み込み
編集→減色→OKボタンだけで減色できるようになります。
(※ユーカリを再起動した場合には、再度「パレットカラーbmpファイルを指定する」を行ってください。)
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主なエラー
主に起きるのは2つのエラーです。エラーが起きるとエラーを表示した状態で止まります。
- 画像のサイズが違う
└2720 x 672 である必要がある。
- 画像の色数が違う
└指定のパレット「palette207_mainmap.***」を使って、減色して下さい。
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カラーパレットのお話
メインマップで必要となるパレット
palette207_mainmap.bmp(or .act)
カラーパレットを見ればわかりますが、緑系と青系しかほとんどありません。要するに本当に陸・山・海というマップを想定したカラーパレットになっています。

天翔記全体のパレット
palette256_all.bmp(or .act)
赤枠が、天翔記全体のパレットのうち、メインマップで使用されるパレット。

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背景のメインマップ画像を出力する
- MapDataExporter.exe となります。
- こちらは、mapdata.n6pにある「春・夏・秋・冬・家紋アイコンや軍団番号アイコン、城アイコン等」の画像をファイルへと出力するためのツールです。
- デフォルトのmapdata.n6pについては、すでに出力したものが.bmp形式で、output1.bmp~output5.bmpまで揃っています。
ですが、誰かがmapdata.n6pを変更し、それを.bmpへと落としたい場合には、これを利用すると便利でしょう。
画像概要 |
コマンド名 |
出力ファイル名 |
mapdata.n6p内でのスタート位置
これは「前に存在する画像の画素数を全て足しこんだもの」だ。 |
画像の横サイズ |
画像の縦サイズ |
春 |
MapDataExporter |
output1.bmp |
0 |
2720 |
672 |
夏 |
MapDataExporter |
output2.bmp |
1827840 |
2720 |
672 |
秋 |
MapDataExporter |
output3.bmp |
3655680 |
2720 |
672 |
冬 |
MapDataExporter |
output4.bmp |
5483520 |
2720 |
672 |
家紋等 |
MapDataExporter |
output5.bmp |
7311360 |
128 |
416 |
コマンド例:MapDataExporter output2.bmp 1827840 2720 672
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