概要
ScenarioModでは、複数の効果音や画像をバラバラのファイルでも扱うことが出来ますが、
「配布をする」といった事態になった場合には、バラバラのファイルよりも1つのdllにパック化するのがスマートです。
一度やり方をしってしまえば、誰でも出来る程度のことですので、
やり方の流れをみていきましょう。
ScenarioModからの利用
先ほどパック化したdllを利用して、ScenarioModで利用してみましょう。
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ScenarioModでこのMyResPack.dllの画像リソースや効果音リソースを利用してみましょう。
先ほどの話を思い出してください、MyResPack.dllに埋め込んだ「シンボル名」やリソースデータは下記のように定義しました。
この「シンボル名」を指定することとなります。
(「IMAGE」や「WAVE」といったグループ名はTSMod側が処理しています。)

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ScenarioMod上で、「On_起動時」あたりに、以下のようにすることで「dllを読み込む」ことができます。
void カスタム::On_起動時() {
Set_効果音DLL追加("MyResPack.dll");
Set_画像DLL追加("MyResPack.dll");
}
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そして効果音用関数や、画像用関数で以下のように利用します。
void カスタム::On_プレイヤ担当ターン《メイン画面》() {
// "Image01"という文字は大文字小文字は問わない
画像ダイアログ表示("Image01", "MyResPack.dll");
// 上と合わせるなら、本来は "101" と数字文字列にて指定するべきところ。
// しかし、ScenarioModでは特別に天翔記の「効果音は全部番号」という仕様を踏まえ、「数字文字列」ではなく「数値」で指定する。
効果音再生(101, "MyResPack.dll");
}