エンディング情報型& カスタム::On_エンディング判定時(int 大名番号)

エンディング情報型& カスタム::On_エンディング判定時(int 大名番号) {
  return NULL;
}

タイミング

  • このメソッドは該当大名がエンディングを迎えるべきかどうかチェックするタイミングで呼び出される。
  • 又、季節を跨ぐタイミングでも呼び出されることがある。
  • 一般的には各大名のターンが終了するタイミングで呼び出される。

  • エンディング情報型の変数は、
    エンディング情報型 x = { 大名番号, "エンディングダイアログのタイトル名(最大全角7文字)", "エンディングダイアログのメッセージ(最大全角21文字)" }
    
    で定義する。

一般的用途

  • 自作のオリジナルなエンディング条件を作成する際に利用する。
  • エンディングムービーの前に、寸劇等を入れ込みたい場合に利用する。
  • エンディングになってしまうのを特定の条件下で一時的に封じ込めたい場合に利用する。

例① 基本的な例

エンディング情報型& カスタム::On_エンディング判定時(int 大名番号) {

  // プレイヤーが担当している大名が、ターンを終了すると、無条件でエンディングに行く
  // その際に、独自のエンディングダイアログメッセージへと変更する。

  int iDaimyoID = 大名番号 - 1;
  if (0 <= iDaimyoID && iDaimyoID < 最大数::大名情報::配列数) {
    // エンディングに行くためには、「プレイヤが担当している大名が」という条件は必須
    if (Is_プレイヤ担当大名(iDaimyoID)) {
      int iBushouID = p大名情報[iDaimyoID].大名【武将番号】 - 1;
      デバッグ出力 << "エンディング判定" << endl;
      エンディング情報型 myEnding = { 大名番号, "祝!○○○○", Get_名字(iBushouID) + Get_名前(iBushouID) + "は△△を達成した!!" };
      return myEnding;
    }
  }

  // 変更しない場合NULL
  return NULL;
}

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例② 特定条件下では、いかなるエンディングも封じる

エンディング情報型& カスタム::On_エンディング判定時(int 大名番号) {

  // エンディングを抑制する。1572年までは、いかなるエンディングも発生しない。

    if (Get_西暦() < 1572) {

        int iDaimyoID = 大名番号 - 1;
         エンディング情報型 myNotEnd = { 大名番号, エンディングフラグ::無効 };

        // 全てのエンディングを封じるためには、大名番号が範囲に収まる場合と、収まらない場合の両方を封じておく必要がある。
        if (0 <= iDaimyoID && iDaimyoID < 最大数::大名情報::配列数) {
            // 実際にはここに何らかの条件を追加することになるだろう。
            return myNotEnd;

        // 大名番号が範囲外の時も封じておく必要がある。
        } else {
            return myNotEnd;
        }
    }


  // 変更しない場合NULL
  return NULL;
}

例③ エンディング直前に寸劇等を挟む

エンディング情報型& カスタム::On_エンディング判定時(int 大名番号) {

    // 全てのエンディングを封じる条件

    if (Get_西暦() < 1572) {
        エンディング情報型 myNotEnd = { 大名番号, エンディングフラグ::無効 };
        return myNotEnd;
    }


    // ここから下は、エンディングを封じる以外の時

    // プレイヤが担当している大名が、織田信長で、配下に柴田勝家がいる時、
    // ターン終了時に、寸劇をしてエンディングへ
    int iDaimyoID = 大名番号 - 1;

    // プレイヤが担当している大名だ
    if (Is_プレイヤ担当大名(iDaimyoID)) {
        int iDaimyoBushouID = p大名情報[iDaimyoID].大名【武将番号】 - 1;

        int 一人目 = Get_武将番号【配列用】(顔番号::織田信長); // 織田信長の顔番号の人
        int 二人目 = Get_武将番号【配列用】(顔番号::柴田勝家); // 柴田勝家の顔番号の人

        // 一人目が信長で、二人目の柴田勝家が、信長と同じ大名に所属。(即ち柴田勝家は信長の配下)
        if (一人目 == iDaimyoBushouID && Is_自分と相手は同じ大名家所属(一人目, 二人目)) {

            // フェイドアウト・フェイドインを挟みつつ、信長の居城にカメラを移動
            int i大名の城 = p大名情報[iDaimyoID].所属居城【城番号】 - 1;
            フェイドアウト();
            カメラ移動(i大名の城);
            フェイドイン();

            // 二人で会話
            噴出ダイアログ《通常・左上》開始(一人目, "我が光明が見えた" + %わ(2)%(一人目, 二人目));
            噴出ダイアログ《通常・右下》開始(二人目, %相手%(二人目, 一人目) + "、\xA" + %私%(二人目, 一人目) + "も苦労した甲斐が\x0A" + %あります%(二人目, 一人目));
            噴出ダイアログ《通常・左上》更新(一人目, "ううう");
            噴出ダイアログ《通常・右下》更新(二人目, "えええ");
            噴出ダイアログ《通常・左上》終了();
            噴出ダイアログ《通常・右下》終了();

            // エンディング
            エンディング情報型 myEnding = { 大名番号, "祝!未来の幕開", Get_名字(iDaimyoBushouID) + Get_名前(iDaimyoBushouID) + "は新たなる野望に踏み出す。" };
            return myEnding;
        }
    }


    // 変更しない場合NULL
    return NULL;
}

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