ScenarioModの仕組みと3本柱

概要

前の章では、イベントハンドラという概念を学習しました。
そろそろ、「なんとなく見よう見まね」という段階から、1歩踏み込んだ学習をしていくのですが、
その前に、「ScenarioModの全容の概念」を学習します。

ScenarioModを使いこなしていくためには、仕組みや概念の大枠を理解していることがとても役立つからです。

呼出し関係構図

まず、天翔記(tenshou.exe)はTSModを実行し、
TSModは、ScenarioModを実行します。

(下の層が上の層を呼び出す)

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TSModは、必要なタイミングで、ScenarioModの「イベントハンドラ」を、呼び出します。
又、ScenarioModに搭載されている関数の一部もTSModが機能を提供しています。

ScenarioModは次の3本柱

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  • イベントハンドラ

    イベントハンドラ」という概念については、すでに学習しました。

  • データ構造

    データ構造」というのは、天翔記の様々なパラメータにアクセスするための構造体のようなものです。
    ScenarioModでは少し特殊な作りになっていますが、直観的に扱えるようになっています。

  • 関数

    関数」というのは、通常のプログラミングの「関数」と同じ意味です。

以上がScenarioModの3本柱であり、この3つを理解していることが、 ScenarioModを使いこなす上で重要です。

メモリエディタModを活用しよう

ScnearioModの「データ構造」を理解する上で、「メモリエディタ」を利用するとは理解の助けという意味で非常に役立ちます。
なぜならこのメモリエディタはScenarioModのデータ構造と一致するタブ構成となっているためです。

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