秀丸マクロの jsmode 用の TypeScript 定義ファイル とその構成一式

概要

秀丸エディタ 9.19以降搭載されるjsmodeのJavaScript(ECMAScript)用のTypeScript定義ファイルです。
秀丸エディタのjsmodeはエラーの内容が理解しにくい傾向にあるため、
実行してからではなく、記述の段階で
スムーズな記述
文法エラーが無い状態
型の不整合が無い状態
が大きなカギとなります。

このように「未然にエラーを検知し、文法エラーや型エラーが無い状態」にしておくことが重要です。

こういった観点から、TypeScript定義ファイルとVSCodeを利用したjsmode用JavaScriptの作成がオススメです。

原則的には Visual Studio Codeでの利用を想定

JavaScriptを組む上では、Visual Studio Code と 秀丸エディタ では比較対象にすらなりません。
秀丸エディタのマクロ目的のJavaScriptであったとしても、このあまりに大きな差は決して覆りません。
普通にVisual Studio Codeで組みましょう。

行数が増えれば増えるほど、複雑な関数やメソッドを使えば使うほど、
Visual Studio Codeでの制作の方がはるかに早く組み終える
んだなと実感することでしょう。

  • 最高峰の入力補完
  • 変数・関数等にマウスを当てた際のヘルプバルーン表示
  • 入力時のリアルタイムなエラーチェックや型チェック
  • 該当スコープで宣言するべきではない変数名などの警告
  • 使用するべきではない関数への警告
  • 人工知能や機械学習によるコード自動予想や自動提案機能などとの連携 (※ 「Github Copilot(有料)」や「Amazon CodeWhisperer(個人使用は無料)」使用時)

などの機能や利点を享受出来ます。

逆に言えば、こういった機構を利用しないまま、
秀丸エディタでjsmode用のJavaScriptを記述していくことは、
秀丸エディタのエラー表示の問題も大きく、相当な熟練者であったとしても、かなりの難航が予想されます。

ダウンロード

ウォークスルー画像

全体構造

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通常のユーティリティ目的のjs作成用のTypeScript定義ファイル (hm_jsmode.d.ts)

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配布ライブラリ作成者用のTypeScript定義ファイル (hm_jsmode_strict.d.ts)

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TypeSccript → JavaScript へのトランスパイル

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tsconfig.jsonの編集 (WebView2 で window.*** 利用編)

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tsconfig.jsonの編集 (JScript フォーカス編)

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